お茶席で美味しいお抹茶を飲みに行こう♪

 お茶席や茶道に興味があっても、どこであるものなのか、日程や場所すら分からないと思います。本格的にお茶席を経験してみたい方や、気軽に美味しいお抹茶を飲みたい方など楽しみ方は様々ですが、東京近郊で開催されているお茶会やイベントをいつくかご紹介したいと思います。

◆お茶席&イベント開催情報
➀東京大茶会
 お茶会と言えば「東京大茶会」が有名です。
 平成20年から始まり、今年で8年目延べ15万人以上の参加者を迎え入れた大茶会です。今年も9月に江戸東京たてもの園、10月には浜離宮恩賜庭園で開催予定、若い世代や、外国人を含む多くの方々に、茶道をはじめとした「和の文化」を身近に楽しんでいただけるプログラムを多数実施する予定になっています。
  お申し込みは こちら から
URL:http://tokyo-grand-tea-ceremony.jp/

➁東京国立博物館 ~応挙館茶会(毎月1回)~
 東京国立博物館で開催されるお茶会は毎月1回、北側庭園にある応挙館で行われます。
 予約などは必要ありませんが、当日受付にて整理券を受け取ってから参加する様にしま
しょう。費用は1人500円(入館料別)です。
日程の確認は こちら から
URL:http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=list&cid=6

➂遠州流茶道連盟
基本的なイベント情報はお知らせページに載っており、それを見ながら近所の支部で開かれるお茶会に参加できます。
お知らせページは こちら から
URL:http://enshuryu-honbu.com/

➃はじめての茶会体験 世界茶会
 世界茶会では、「気軽にお茶の世界に触れていただく場」をコンセプトに、月に1度、品川にある教室で茶会のワークショップが開かれています。
気軽に体験してほしいことから、服装もカジュアルなまま手ぶらで参加することができます。
お申し込みは こちら から
URL:http://www.chakai.jp/workshop/

歴史的に茶会で最も有名なのが、1587年に秀吉が京都の北野天満宮で開いた北野大茶会です。この大茶会を取り仕切ったのが千利休で、茶の湯という文化を広めるとことになりました。
まずは、最初に紹介した「東京大茶会」でお茶の世界を体験してみるもの良いかもしれませんね。

覚えておきたい!!お茶席での作法

お茶席と聞くとまず、「敷居が高い」というイメージが浮かびますよね。
なかなか参加する機会もないし、いきなり参加しても服装やマナーが全く分からないもの。そこで今回は、お茶席での基本的な作法を簡単に分かりやすくご説明したいと思います。

◆お茶席は大きく分けて2種類
➀懐石、抹茶(濃茶・薄茶)をもてなす正式な茶会である「茶事」 
➁多くの客を一同に招き菓子と薄茶(あるいは濃茶)のみをもてなす「大寄せ」の茶会

◆お茶席に行くときの服装と持ち物
まずは、服装の規定がないか確認しましょう。不特定多数の方向けのお茶席の場合は、洋服でも特に問題ありません。
しかし、ジーンズやTシャツなどのカジュアル過ぎる洋服はNG。フォーマルでスマートな装いをしていれば問題ないと思います。また、足元の白色の靴下は必須です。
◇最低限必要な持ち物
持ち物は、扇子、懐紙、菓子切があれば十分です。

◆座る場所 ~正客と末客になってはいけない~
初めてのお茶席であれば一番亭主に近い場所に座る主賓である「正客」(しょうきゃく)になることは絶対にありえません。その隣に「次客」「三客」と続き、最後に座るのが「末客」です。末客は「お詰め」と呼ぶこともあります。
正客と末客は前もって決まっています。
お茶席では正客と末客が重要な役割を持ち、特に正客は亭主を助け、場をうまくリードすることになるので、その見よう見まねをすればOK。
なので、あなたが座るとすれば、三客の席に座るのが一番良いでしょう。

◆初めてなら、とにかく真似をする
席に座った後は、とくかく周りの人の真似をしていれば大丈夫です。
作法は流儀が違えば異なりますので、大寄せの茶会では多少間違えてもアタフタしないように堂々とふるまいましょう。

お茶席での一般的な作法を見てきましたが、茶道は奥が深いため全ての作法を認識しようとしても無理があります。まずは、基本的なことを理解して、お茶を楽しむことが大切です。

同じ茶の樹から生まれるお茶の種類をご紹介☆

普段私たちが身近に飲んでいる緑茶は、同じ茶の樹という事はご存知でしょうか。
同じ茶の樹から生まれても、栽培方法や製法によって、様々な種類の緑茶が誕生するのです。それでは、一般的な覆下茶園(覆いをするもの)と露地茶園(覆いをしないもの)に分けて、それぞれの種類を見ていきましょう。

◆覆いをするもの ~覆下茶園~
➀抹茶(碾茶) 
茶の葉を蒸したあと揉まずに乾燥させ、茶臼で挽くと抹茶になります。
お茶として飲む以外にも、お菓子や料理などで利用されます。
➁玉露 
茶の葉を蒸したあと揉みながら乾燥させたもの。
渋味が少なく十分なうま味をもった味わいのあるお茶です。
➂かぶせ茶 
簡単な覆いを被せたもので、玉露と煎茶の中間。
➃出物 …煎茶、碾茶、玉露を精選する過程で選り分けられたもの。
 ・沈粉(芽茶)
  芽の先の細い部分を選別したお茶です。
見た目がコロコロしており、味が濃いのが特徴です。
 ・雁ケ音(茎茶)
  仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを抽出したお茶です。
 ・粉茶
  仕上げ加工工程で、廻しふるいなどで選別された細かい粉だけを抽出したお茶です。

◆覆いをしないもの ~露地茶園~
➀煎茶
 煎茶は緑茶の中で最もよく飲まれている代表的なお茶です。
お茶は、茶園で栽培した生葉を加工することによって製品となります。
➁川柳
 新芽が大きく成長して、煎茶とならないものを使ったお茶です。
➂番茶
 日本茶の基本的な主流から外れたお茶を総称して「番茶」と呼びます。
茶葉の摘採期や品質、地域などによって様々な意味の番茶があります。
➃加工茶 …煎茶や川柳をさらに加工したものです。
 ・玄米茶
  玄米茶は、玄米とほぼ同じ量の番茶や煎茶を混ぜてつくられるものです。
 ・ほうじ茶
  煎茶などを炒ることで、香ばしさが引き立ちます。
ご紹介した通り、お茶と一口に言っても同じ茶の樹で様々な種類の緑茶が作られています。
色々な種類を飲み比べて、自分に合うお茶を探してみるのも良いかもしれませんね。